2008年6月22日日曜日

Nike+iPodはけっこうヤミツキになる

 先日から私もNike+iPodを使って走っている。中学・高校時代は陸上部にいたのだけどその後は走ることなく、気が付くと50歳。ランニングよりウォーキングでしょという年齢になってしまったけど、無理しない程度で挑戦してみたくなった。

 きっかけは、iTunes Music Storeでたまたま好きなシンセミュージックの音楽家、レイ・ハラカミの音楽を物色していて、Nike+用に作ったアルバムを発見したことだった。「これって走りながら聞いたら快感なんじゃないか」と思ったのが運の尽き。実際にやってみると、かなり爽快で驚いた。専用の走行音楽と合わせると、走ることがこんなに気持ちいいなんてこれまでなかったんじゃないか。そんな印象で、つい走りすぎてしまうほど。

 レイ・ハラカミ以外にも、DJ AKiが用意したNike+のランニング用音楽もいい。他にもいろいろご機嫌な専用音楽が用意されている。ランニングの指導的な内容のコンテンツもある。こうした最新情報もNike+ RUN CARNIVAL 2008で入手できるようになっている。

 現在Nike+ではさらに、最新のガジェットNike+SportBandも話題になっている。これは、iPodを使わずにシューズからの情報をSportBandと呼ばれるリストバンドで受信し、ランニング結果をiTunesを経由せずにてそのままNike+に送信するものだ。たしかにiPodで音楽を聴きながらランニングするのも楽しいけれど、音楽なしで静かに走り込みたいときもある。

 あとこれにPOLARの腕時計タイプの心拍計測装置がついたら完璧ではないだろうか。というか、そう遠くない未来にランニングを完全にコントロールして、Webで管理共有するというネット社会が見えてくるだろう。

 ネットの世界は引き篭もりとか言われてきたけど、iPodを耳にランニングしている人のほうがネットの世界に深く関わっているというトレンドも起きてきている。



DJ Akiによるワークアウトミュージックは、iTunesから購入できる。この音楽には、初心者向けにもなるランニングの指導的な内容も含まれている。